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濃縮還元による変質

No.62(2006.05.20)


おおおぉーーーい!

誰か読んでるかあああぁーーーい!

ってなこと言いたくなるくらい更新が滞っていた拙サイトでありました。(苦笑)

がぁー!

何もなかったように、いつも通り始めさせていただきます。

先日、頂いてからしばらく寝かしておいたジュースを飲みました。

株式会社有機市場が販売している「有機のブラッドオレンジジュース」という、ちょっと恐い名前の商品です。

なんでもイタリアはシシリア島の特産品であるブラッドオレンジをていねいに有機栽培し、現地で搾って冷凍したものを日本に移送してガラスビンに詰めたという、濃縮還元していないストレート果汁だそうな。

おっと無農薬とはどこにも書いてないわな。(苦笑)

ところが、これが飲んでビックリ玉手箱!(古)

ほどよい酸味が懐かしく、昔は売ってるジュースでもこのくらいの美味しさ新鮮さを感じていたことを思い出しました。

その場で果物使ってジューサーで作ってもらうジュースなら、当然自家製と大差ありません。

そうじゃあなくって、大昔(今流行りの昭和30年代)、ビンや缶に詰めて売られていたジュースの味に似てるんです。

普段飲んでるスーパーマーケットで紙パック入り200円以下で売ってるジュースはこんなに美味しくないぞ。(泣)

私は、果物ジュースの製造過程においての濃縮還元が具体的にどういう処理なのかは知りません。

しかし、還元とは言っても元に還っていないことは確かですね。

単に水増ししているのとも違う感じがします。

強いて表現すれば「生命力不足」、ってなところでしょうか。

濃縮還元という製法によって、果汁に不可逆的かつ致命的な変質が生じていることだけは間違いないでしょう。

しょせん、貧乏人はまがい物を飲んでろ、ってことか。(暗)

どっかの週刊誌の記事で栄養学者の先生が、果物ジュースを飲むよりも果物を食べる方が良い、と述べているのを読んだことがあります。

庶民が健康維持をする上でも実効性のある助言かもしれませんね。

これからは、安物ジュースを飲むよりも旬で新鮮安価な果物を食べるように心がけよぉ~っと!(軽)


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