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デジタル家電の買い時

No.52(2004.12.07)


今振り返ると、私がDVDプレーヤーを購入したのは実に絶妙(最悪)のタイミングであったようです。(泣)

もう少し待ってDVDレコーダーにすれば良かった、とつくづく後悔見す見すミスなのであります。

子供がいない我家では家庭の映像記録を残していませんし、テレビ番組をほとんど見ないのでそれを録画保存することもめったにありません。

じゃあ何に使うのかというと、お先真っ暗なLDをDVDにダビングしたいのです。

LDで発売されていた作品がDVD化されて再発されるのならそれを買えばすみます。

が、私がもっているLDの中には恐らくDVD化されることはないと思われる作品が何点かあり、またそんな作品ほど愛着があったりするわけです。

そんならさっさとDVDレコーダーを買えよぉ!

っという声が今聞こえたような気がします。(笑)

私がDVDレコーダーを買い控えている理由は、来年末には新規格のDVDレコーダーが市場に登場する予定だからです。(笑うな、鬼)

しかも困ったことにまたしても互換性のない二つの方式が対立しているんですもの。

それにしてもデジタル家電と呼ばれている商品はどれも陳腐化するのが早いですなあ。

デジタルだけに性能が数値化されているために技術の進歩が一目瞭然なところが消費者心理の痛いところを突いてくるんです。

これって何かに非常に似ていると思いませんか。

そうです、パソコンです。

ウィンドウズ95が大ブームになっていた頃によく聞かされたのが「パソコンに買い時はない」、というフレーズでしたっけ。

とするとデジタル家電にも買い時はない、ということになるのでしょうか。

そもそもデジタル家電は生活必需品ではありませんし、かつ実質的な過剰仕様は意味がないと思うんですけど。


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