箱入りティッシュペーパー(以下ティッシュ)やロール式トイレットペーパー(以下トイレP)を大量に買いだめしているご近所さんの家に先日遊びに行きました。
テーブルの上に置いてあった一昔前のティッシュを見て、以前はこんなにぶ厚い箱に入っていたことを思い出すとともに、その格好悪さに失笑してしまいました。 製紙業界の技術革新のお陰か現在は同じ200組400枚入りのティッシュでも随分薄くコンパクトになっていることが一目瞭然でした。 どんな品物でも一級品から質の劣るものまで存在する我国において、ティッシュも例外ではありません。 やはり名の通った商品名のティッシュは無名のそれに比べて明らかに紙の品質は優れていますし、当然前述のコンパクト化路線の先頭を走ってもきました。 我家では基本的に一級品とされるティッシュを買うことにしています。 ただし、スーパーマーケット、ホームセンター、ドラッグストアーなどの量販店で特別価格で売られる時にのみ買うようにしています。(どケチ夫婦:苦笑) 当地で目安になる価格は、400枚入りティッシュ5箱で198円(税抜き)です。 このあいだ新たに営業を始めた量販店の開店大売り出しで、無名のティッシュが5箱で178円で売られているのをみつけた連れ合いがそれを買おうとしました。 疑り深い私は、ちょっと待って、と箱の裏の表示を確認しました。 案の定枚数が少なく150組300枚入り。この枚数では安くないんですけど。 というわけで購入中止。 私には詐欺まがいに思えましたが、まあ無名の悲しさか、と許せる範囲の商法でした。 ところが最近連れ合いが売り出し時に198円で買ってきた一級品とされるティッシュの枚数を調べてみたら、、、 えぇ~っ、400枚より少ないよ!?(後の祭り) その一方、連れ合いが趣味でしている押し花に使うから多少紙の質が劣ってもいいからと買っておいた無名ティッシュはコンパクトで400枚入っていました。 製紙業界(及び流通業界)内でどのような競争原理がはたらいたのか、私には知る由もありません。 が、箱がコンパクトなティッシュでも400枚入っているという意識が一々枚数を数えながら使うわけではない消費者に定着した後に、同じ大きさの箱の中身の枚数をこっそり減らすというのは何かいかがわしい、と感じるのは私だけでしょうか。 連れ合いに対して、今後は商品名、価格だけではなく枚数も必ず確認してから買うように注意したことは言うまでもありません。 トイレPの場合も、基本はシングルで60m、ダブルなら30mですが。ってもういいですね。(笑)
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