サード・ワールド

私は、とても残念ながらボブ・マーレーの来日公演を見ていません。レゲエアーティストで唯一見たのが彼らでした、連れ合いといっしょに。

で、今日までてっきりこの時にもらったと思っていた下のチラシ。

実物はタテヨコ15cmのサイズで、デザインは彼らのレコードジャケットそのままです。
ところが裏の情報を見てビックリ。45年後に明かされる衝撃の事実。(笑)大きく載せますね。

サンプラザでの公演日程が上のチケットと違うんです。なんか変だぞ、値段も安いし。(苦笑)

疑問を解決すべくネットで調べてみました。
すると私が行った1982年と翌1983年に日本公演を行なっていました。ただ日にちと曜日で調べるとチラシ裏の日程ではどちらの年も該当しません。
さらに追跡したところ1979年と判明しました。だから料金も安かったんですね。

確かこのジャケットのレコードが発売されたのが1979年で、それに合わせてツアーを組んだのでしょう。
しかしレゲエブームがまだ起こっておらずチケットがまったく売れなかった、と私は勝手に推測しました。(笑)
当時ボブ・マーリーやジミー・クリフを聴いているのは新しいものに敏感な洋楽ファンだけだった、と記憶しています。
レゲエにはまだ市民権が与えられていなかった、のか。
結局この時の来日公演は中止になったのでしょう、ネットで情報をみつけることはできませんでしたが。

私が行ったこの1982年の来日直前に彼らの「Try Jah Love」という曲がそこそこヒットしました。スティービー・ワンダーが作った曲だったと思います。
ヒットのおかげで知名度が上がりついに日本公演実現、と。めでたしめでたしパチパチパチ。

翌年も続けて来日したってことはレゲエブームに火をつけたのは彼らだったのか。やっぱり一般大衆にまで広がるためにはヒット曲が必須なんですね。

ところでコンサートはどうだったの、って。
PAの音がばかでかかったことは鮮明に覚えています。
あとヒット曲もやってくれましたよ、確か。

それ以外なにも印象に残っておりません。(汗)
申し訳ございませんでした。
(2024.04.02記)