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ユーライア・ヒープ

ユーライア・ヒープのチケット(jpg,62.0k)
No.11 : 1973/3/16

同年同月10日にイエスのコンサートに行ったのだが、そちらをS席にして資金が不足したのでこちらはA席となってしまった。

なんと席はステージに向かって左側の真横。しかも虫歯の痛みをこらえる姉と一緒という集中できない条件下。さらにイエスの余韻も冷めやらぬという状態でのぞんだ。

何だ?リードボーカルがステージで腹ばいになって歌ってる!

横から見ると異常だぜぃ、その姿勢!

今思えば観客を盛り上げようという熱演だったのかもしれないが、当時の若気の私には日本人を小馬鹿にしているようにしか見えなかった。

演奏内容でよく覚えているのはシンセサイザーの上手い使い方だ。

彼らのサウンドの特徴の一つは、超高域で異常なビブラートをきかせたコーラスなのだが、よく見ていたら一番高いパートをシンセ(確かミニ・ムーグだった)で出していた。やるじゃん。

クライ・ベイビーを使ったギターの前評判が高かったことは覚えているが肝心なその演奏の記憶はまったくない。(^^;)

そういえば彼らのアルバム・ジャケットのイラストにもイエス同様ロジャー・ディーンが描いたやつがあったよなぁ、確か。
(1999.05.29記)



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