2020年9月分

音楽雑記帳

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9月13日(日) 久々のツェッペリン

先月は当地でも猛暑を通り越して酷暑ともいえるような気候でした。

さらには今月に入って襲来した台風10号による強風被害で我が家は夜中の3時から15時間停電しました。

と、更新が滞っていた言い訳には事欠かない今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。(苦笑)

先週あたりにようやく夏の疲れがとれたことが実感できるようになりました。

昨日のこと、普段はまったくといっていいほど利用しない無料版Spotifyを使ってみました。

で、聴きましたのが表題にあげたレッド・ツェッペリンなのであります。

ツェッペリンはもっとも好きなロックバンドの一つだったものの、アナログ盤もCDもほとんど全て処分してしまい、手元に残っているのは解散後に発売された映像作品数点だけです。

そんなこんなでSpotifyのシャッフル再生を試してみたのでした。

彼らの作品を発売当時に相当聴きこんでいたために、楽曲自体は記憶してしまっています。

それでも久しぶりに聴くと、好きで好きで夢中で聴いていた頃の自分自身のことをあれこれ思い出しました。

が、もちろんそれは今回関係なし。

ファーストアルバムの楽曲は、黒人ブルースそのままいただきます系のものが多いことを再確認しました。

ピーター・バラカン氏が批判的に酷評していたのは、主にここいらの楽曲なのではないかと推察いたしました。

聴きようによっては確かに、かっこよくなくなくなくなくなくない、かもしれませんね。(笑)

ただ感心したのは、後に彼らのライヴ演奏を聴いてみてから分かったことですが、ライヴで延々とやっていたパフォーマンスの雰囲気を上手にアナログ盤というパッケージに収めている点です。

そこは凄い、確かに。

2枚目のアルバムまではそんな感じですね。

彼ら独自の音楽的スタイルを確立したのは3作目以降ではないかと思います。

ここでちょっと横道へ。

現千葉県知事の森田健作氏が主演したある昔ドラマのなかに、なんとこの3枚目が登場していたのです。

桃クロモノクロの番組で古めかしかったことから、自分の認識よりかなり前(大昔)に発売されていたのだと驚かされましたっけ。

で、閑話休題。

色々な悪評はあるものの、彼らの商業的成功だけではなく音楽的功績も今以上に認めて欲しいですね、元熱狂的ファンとしては。

メンバー個々の卓越した演奏能力が発揮されている演奏の最良なものが詰まっている中期(になるのか)の作品群はどれも遺産的価値があると考えます。

若い世代の人たちが、楽曲が発表された時代背景とは関係なしに聴いた場合にどんな印象をもつのか、興味のあるところです。

時代背景を知らないのは仕方ないにしても、せめて楽曲ごとの時系列くらいは意識して聴いて欲しい気もしますが。

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