2012年11月分

音楽雑記帳

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11月28日(水) テクノの起源

一時期はアマゾンのおすすめ商品にけっこう踊らされちゃってましたっけ。(苦笑)

そんな状態からは脱却して落ち着きを取り戻し、しっかりと主体性を確立したと自負している今日この頃。

だったのにぃ~、おすすめ商品買っちゃったお!(馬鹿軽っ)

今回のおすすめ商品購入は後悔しておりませぬ。

自身の勉強不足から全然聴いたこともなかったテクノの起源ともいえる音楽に接することができたのですから。

CDは3枚組の作品、「THE OUT SOUND FROM WAY IN!(THE COMPLETE VANGUARD RECORDINGS)」であります。

いわゆるベストもので、PERREY & KINGSLEY名義でのアナログ盤2枚分がCD1、JEAN JACQUES PERRY名義でのアナログ盤2枚分がCD2、そしてCD3はBONUS CD OF REMIXESとなっておりやす。

元のアナログ盤は1966年から1970年にかけて発表されたものです。

ところがどっこい、驚くなかれ既にテクノポップなんです、そんな言葉もなかった時代なのに。

しかも聴いていて思わず笑ってしまう楽しい楽曲の数々。

アナログシンセサイザーで作り出された音色はほぼ出尽くしてますし、サンプリング・マシンのない時代にオープンリールテープを切り張りしてループを作り、、、

なんていう技術的なことはどうでもよくなっちゃいますよ、聴いてるうちに。

好きな音楽は、と質問されて、回答にテクノが含まれている音楽ファンであれば必聴です。

個人的には、聴いていて「ゲバゲバ90分」(古っ)のBGMを連想してしまう楽曲がありました。

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11月22日(木) 冥途の土産

一気に見てしまいましたよ、led zeppelin

昨日、Blu-ray版「祭典の日(奇跡のライヴ)」が届いたもんで。

あっという間の2時間でした。

まだ映像本編見ただけでライナー等は読んでいないので詳しい経緯は知らないものの、事前にネットから得た情報では、過去の2回の再結成ライヴの出来が酷かったため、汚名挽回を期して行なったライヴだとか。

確かにちゃんと練習してたっぽい演奏内容ではあります。

が、ドラマーが息子に代わってたり、メンバー全員が加齢の影響から免れ得たわけでもないので、現役時代絶頂期と比べてはいけませぬぞよ。

あい変らずギターがテキトーな感じを漂わせつつも、気合で一体感を醸し出す即興性を残したアンサンブルは他の追随を未だ許しません。

彼らが活躍した同時代に全てのアルバムを手に入れたというようなファンであれば絶対に見るべきです。(キッパリ)

見てから死ぬのと見ないで死ぬのとでは大違い。

冥途 in Heavenに旅立つ前に是非どうぞ。

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11月10日(土) 三権混同す

果たして年内解散はあるのか、そして一票の格差の是正は。

などという政治的な話題が皆無な拙サイトであります。(苦笑)

で、前回お約束しましたdonald fagenのニューアルバムであります「SUNKEN CONDOS」を先日聴いたのでありました。

良いよ、終わり。

では怒られそうなので(誰に?)、ちょっこっと感想をば。

実は今回は聴いた後に耳鳴りがするような大音量ではなく、必要最低限の小さな音でBGM的に聴きました。

それでもついつい耳がいってしまうという吸引力の強い作りになっとります。

12小節スリーコードものもあり、何だか楽器に触りたくなりもしました。(気、だけで終わったけど)

前作よりも聴く頻度が高そうな予感がします。

アメリカもんロック等を熱心に聴かなくなって何年経ったか忘れちゃってるけど、まだまだ良いミュージシャンはいることが演奏を聴いていて分かりました。

ただし、その様な素晴らしいミュージシャンを生かす音楽を作れる人がどれくらいいるのか。

donald fagenは今も昔もミュージシャンをやる気にさせる、優秀な予備校講師のような人だね。

しっかし交換したCDを開封したらCD盤が紙ジャケットの中に裸のまんま入ってやんの。

メリケンさん気質は不変なようでやんす。(苦笑)

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