8月27日(日) |
見立て能力の喪失 記録的大雨のために、先月行くのを断念せざるを得なかった鹿児島県霧島アートの森にて開催されている「ナンセンス=マシーンズ展2006」by明和電機を昨日観てきました。 展示物もそこそこ楽しめたものの、お目当ては電動楽器自動演奏でした。 「ツクバ(TSUKUBA)シリーズ」のそれは、リズム主体のもの1曲でしたので、やや期待外れという感じ。 続けて違う場所での「エーデルワイス(EDELWEISS)」による3曲の演奏がありました。 こちらは「マリンカ」や「セーモンズ」という旋律を奏でる電動楽器があったので面白かったです。 最後の曲には感動すら覚えました。 演奏に先立って司会者より、明和電機はアーティストであって会社ではない、との解説がありました。(苦笑) 中には「なぞらえ」が分かんない人もいるのでしょうか?(汗) 明和電機の作業服を着て、コスプレ記念撮影をする方々が多いのは予想外で、なんとなく違和感を禁じ得ませんでした。 上記2点から思いついたこと、それが表題です。 昔は風呂敷1枚を首に縛りつけたものをマントと見立てて、ナショナルキッドや七色仮面(どっちも古)になり切ったものでした。 また、小石や枝を色んなものに見立てたりするのも幼児期にはごく普通のことだったのですが、、、 経済的に豊かになった結果として、何でも本物そっくりが手に入る社会。 想像力を養うという観点から見ると、むしろ貧しくなっているのではないか。 結果として創造力にも悪影響がありそうですなぁ。 ってなこと言っちゃうくらい大風呂敷なる考察に至るきっかけを与えてくれた「ナンセンス=マシーンズ展2006」でした。 |
8月9日(水) |
生涯一愚鈍消費者 消費に自責の念を感じるのがせめてもの救い、か!? 過日、同市内に2店舗のタワーレコードがある隣県まで遠征してきました。 最初に行った店舗には、洋楽の紙ジャケットCDコーナーが設けられていました。 ふと目をやると、、、 GODLEY&CREMEの作品群がCD化されてるぅ~~~っ! 3作目の「FREEZE FRAME」までは既にCDをもっているのですが。 その3作目を含めて、以降の4作と併せて合計5作品が紙ジャケCDとして6月末に発売されていたんです。 どれもアナログ盤は今も家にあるんですけども。(汗) 今回のCD化に当たっては、どの作品にもボーナストラックというオマケを付けて、しかも初回5,000枚限定生産。(本当か?) ファン心理の痛いところを突いてくる商法でやんす。 負かされて全部買ってしまいましたよ。(泣) しかも、まだ4作目の「ISMISMI」しか聴けていませんよ、っと。(苦笑) 「積ん読」、ならぬ「置い聴(おいちょう、宮崎弁)」にならないようにしないと。 んがっ、連日の猛暑のせいで、じっくりと音楽を鑑賞しよう、ってな気にはなかなかなりません。(自己弁護) かつてはエアコン不要の避暑地だった当地でこれだけ暑いのですからねぇ。 もし読んでくださっている方がいるようでしたら、夏バテ、というより熱中症にくれぐれもご注意下さいませ。 |