5月29日(木) |
天井知らずの進化で天上へ いやぁ~、参った参った。 pat metheny groupの最新映像作品「SPEAKING OF NOW LIVE」を見終えた直後の感想です。 残念ながら来日公演には行けなかったので知らなかったのですが、凄いことになっていたんですね。 新加入のメンバー3人がグループの表現力の拡大に多大な貢献をしていることが実証されています。 しかも3人とも余裕綽綽で演奏しているように見えるから驚きです。 スタジオ録音のCDで聴いた時にはマンネリ感もあった楽曲が、その後ライヴで繰り返し演奏されたことによって長足の進歩をとげています。 各人が異様に高い演奏能力を有しながら技巧に溺れていないところはpat methenyの人徳の成せる技でしょうか。 特に印象に残ったのはメキシコ人ドラマーantonio sanchezの斬新なリズム解釈です。 リズムに関して刻み系(?)アプローチに興味がある方は必見です。 |
5月22日(木) |
寝耳に水でも二重の喜び 昨日久しぶりにいつものCD屋さんに行きました。 ジャズ・フュージョンの新譜発売情報掲示板を見るとpat metheny groupの日本公演を収録したDVD「SPEAKING OF NOW LIVE」がちょうど1週間後の今月28日に発売となっていました。 そんなことぁ~じぇんじぇん知りましぇんでした! 同作品のCDを聴いてはみたものの今一つ入り込めなかった私ですが、前作CD「IMAGINARY DAY」も後に発売された映像作品を見ることによって本当の魅力が分かったという経緯があり、今回もこれを見ることによって本質に迫れるかも、っというわけでさっそくレジ・カウンターに向かい予約しました。 再びジャズ・フュージョンのコーナーに戻ってみると同DVD作品のパンフレットが置いてあることに気付き、手にとって読んでみました。 すると最後の方に小さくpat methenyのソロ作CD「One Quiet Night」も同日に発売になると載っているではありませんか。 なんでもバリトン・ギター(?)を用いて制作されたとのこと。 その時私の心の中では、おいおい、何でこの作品は新譜掲示板になかったんだよぉ、という不満より、このパンフレットをみつけて良かった、という喜びの方が上まわりました。 でもってまたまたカウンターに行き、これも予約したのでした。 来日当時の音楽雑誌のコンサート評に、richard bonaがベースを演奏したギター・トリオでの楽曲「Bright Size Life」ではpat methenyがrichard bonaにくわれていた、とあったことを記憶していた私は、パンフレットでその曲が収録されてないことを知りがっかりしました。 それにしてもコンサートに行けなかった者としてはとても楽しみな映像作品です。 長いことpat methenyのファンである私としては、ソロ作品の方には新境地を期待したいところです。 手持ちのDVD作品がどんどん増えていきそうなので、そろそろDVDプレーヤーを買わないと、パソコン画面での鑑賞によってさらに視力が悪くなりそうなのが気がかりではあります。 |
5月13日(火) |
未発表という確実な収入源 先日来月11日にLed Zeppelinの未発表ライヴ作品が発売されることをあるメールマガジンで知りました。 しかもCD3枚組とDVD2枚組の同時発売というファン 新譜を予約購入するとサービスポイントが2倍になる地元資本のCD屋さんにさっそく本日電話で発注しておきました。 ところでもしやジミー・ペイジは昔の音源を効率よく発表して商売をするやり方をキング・クリムゾンのロバート・フリップから学んだのでしょうか。 キング・クリムゾンには少ない映像記録が残っているあたりは商業的に大きな成功を収めたことと無縁ではないでしょう。 さて、これらの正規作品の発売により彼らの海賊(プライベート)盤の市場価格(?)が下落することが予想されます。 さあ、これまでに彼らの海賊盤を買い込んでしまった人達は今のうちにリサイクル店に走れっ!(って、もう手遅れかも!?) |
5月10日(土) |
アフリカに連れてって 九州ローカル百貨店の支店が閉鎖になり、実質上つぶれている量販スーパーマーケットが綱渡り的営業を続けている隣県のある市に、何故かこのデフレ不況下に全国展開している某大規模店舗チェーンの大型店が先月新規にオープンしました。(大丈夫なのか!?) 冷やかしにでかけたところテナントとしてCD屋さんが入っていたのでのぞいてみました。 購買層の薄さや土地柄を考えると仕方がないとは言え特色のない無難な品揃えでした。 開店記念バーゲンで輸入盤激安セール(198円)をしているコーナーがありました。 私の知らないアーティストばかりでしかも同じ作品が数枚ずつ重複していることも多く、どれをとってもどう見てもB級の香りプンプンでした。 小さな棚だったので全数チェックしたところ2点だけ知っている作品がありました。 偶然ですがどちらも先月のこのコーナーで取り上げたアーティストの作品でsimply redの「BLUE」とDeep Forestの3作目の作品「COMPARSA」でした。 開店してから数日経っていたので良い作品は先に売れてしまったのかもしれません。 それにしてもこの玉石混交ぶりからみてこのお店の店主は音楽の良し悪しが分かっていないのでは、という強い疑念がわきました。 「BLUE」は既にもっているので「COMPARSA」の方を買ってみました。 ウェザー・リポートに捧げた小品が収録されていたり、ゲストとしてジョー・ザヴィヌルが参加している曲があったりと、全体を通しても後期ウェザー・リポートの世界に近いものを感じさせてくれます。 ヨーロッパの白人はアフリカ大陸を自分達の庭のように感じていると聞いたことがあります。 アフリカ大陸の先住民に対して失礼であることは言うまでもありませんが、こういう作風の音を聴いていると確かに上手にアフリカの風を取り込んでいると認めざるを得ません。 先ほどパソコンで聴こうとしたところ、いきなりメッセージ・ウィンドウが表示され、おいっ!またコピープロテクトかよぉ!、と焦りました。 説明をよんでみたらCD-Extra仕様とのことでしかも対応OSとしてWindows3.1とWindows95が、、、 よく考えてみれば発売が1997年なのでコピープロテクトがあるわけないんです。 楽曲の鑑賞以外に何が楽しめるのかWindows95の旧ノートパソコンで遊んでみることにしましょう。 |