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鼠径ヘルニア発症

No.227(2019.09.05)


鼠径そけいヘルニアとは、いわゆる脱腸のことです。

鼠径部とは足のももの付け根あたりのこと。

また、ヘルニアとは何かが内側から外側にとび出すこと。

つまり鼠径部から腸が外へとび出し、その部分がぽっこりとふくらんだ状態になることです。

私が鼠径部のふくらみを意識し始めたのは1年くらい前だったと記憶しています。

鼠径部に左右対称の今までなかったふくらみがあることに気づいたのは入浴時でした。

ふくらみの高さは1センチ以下と小さく、痛みや違和感などの自覚症状はまったくありませんでした。

なんらかの一時的な変化かもしれない、と考え放置してきました。

ここ数ヶ月はふくらみがだんだん大きくなってきていると感じるようになりました。

脱腸ということばは知っていたので、もしかしたらこれがそうなのかも、と思うようになりました。

近いうちにネットで調べてみようと思いつつ、ひと月近く過ぎてしまいました。

すると下腹部あたりに経験したことのない不快な感じがするようになってきました。

ふくらみ自体はもう大きくなっていないものの、それまでなかった自覚症状が出たのです。

あわててネットで検索したところ、脱腸の疑いが濃厚でした。

気になる治療法はというと、どのサイトを見ても手術以外にはないとありました。

しかも放置していて悪化した場合には命にかかわる状態になることもある、とのことです。

ふくらみは現状横幅5センチくらいで、高さは2センチ弱といったところです。

完全に腸が脱落してはいないと思われる大きさです。

遺伝的には父方母方ともに薬物の副作用が強く出る体質で、なおかつ、手術は命にかかわる時以外は受けないという考えの私です。

手術以外の治療法をネット検索で探しました。

すると千葉県の双葉整骨院というところが手術ではなく体操のようなもので治していると分かりました。

しかし遠方なので通院は実質的に不可能です。

さらに続けてネット検索しました、関連書籍はないかと。

ありました、双葉整骨院の院長である徳永賢次郎氏が監修を務めたものが。

梅津貴陽著「健康で長生きしたければいますぐ「いい姿勢」をやめなさい」という長いタイトルの本です。

さっそく購入して読み終えました。

同書で鼠径ヘルニアにも治療効果があるとされる一連の体操を実践し始めて1週間弱です。

体操だけではなく姿勢を矯正し、呼吸法も意識するようにしています。

始めてから短期間なのに不快感が軽減されるのが実感されます。

快方に向かうことを期待しつつ続けてみようと思っています。

ただし、体操だけで治るとは考えていません。

というのも、こうなった原因は老化と運動不足にあると思うからです。

老化は致し方ないものの、運動はまだまだ続けられます。

思えば飼い犬が死んでからというもの、歩かなくなっていました。

それ以前は仕事なども含め毎日相当の距離を歩いていました。

ですから、できるだけ歩くようにする、のではなく、毎日朝晩散歩するようにしようと思っています。

姿勢の矯正、呼吸法の改善、一連の体操、毎日の散歩、これらを続けてみます。

良きにつけ悪しきにつけ、今後の経過をこのコーナーに載せていくつもりです。

* * * このつづきは * * *
第230回「おじぎ体操の効能」にあります。


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