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恐怖のハンドル故障

No.133(2004.07.21)


私が初めて買った乗用車は、以前に「見す見すミス」の第3回「欠陥純正オプション」にも載せましたように三菱自動車製の激古シグマです。

マスコミの情報に接している方々ならご存知のように、このところ突然三菱自動車の欠陥隠しが大々的に報じられるようになっています。

そんな折、私もシグマ乗車中に今思えば非常に恐ろしい体験をしていたことを思い出しました。

ある時ハンドルを大きくきった際にバキーンというやや大きく妙な金属音がしました。

その後も運転を続けてみて何も支障はなかったものの、場所が激古車のハンドルだっただけに段々不安になってきました。

そこで、たまたま我が家に飛び込み営業で来たのがきっかけで知り合いになっていたトヨタのセールスマンに相談し、ディーラーの整備工場で調べてもらいました。

詳細については忘れてしまいましたが、整備もできるそのセールスマンが言うには、もしこのままずっと乗り続けていたならば突然ハンドルがまったくきかなくなった可能性もあるということでした。(汗)

当時は海岸線沿いの曲がりくねった道を頻繁に走行していたので、もしそうなっていたら海にまっ逆さまだったかも、、、

あるいは対向車と正面衝突か。

この原因が設計ミスによる構造上のものなのか経年変化による劣化なのかは分かりません。

仮に部品の老朽化が原因だったとしても、それでハンドルがきかなくなるのであれば、限りなく設計ミスに近いと思います。

三菱自動車に限らず、交通事故の何パーセントかは運転者ではなく自動車それ自体に問題があるのではと推察されます。


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