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腰痛との付き合い (3)

No.123(2003.10.14)


思い込みによる自責の念から整骨院に通うことを止めた後、不思議なことが起こりました。

何故か短期間で腰痛が完治してしまったのです。

たまたま治る時期がきていたためなのか、それとも強い思いが身体の回復力に実際に好影響を与えたのかは分かりません。

あるいは両方の相乗効果ということも理屈の上では考えられます。

その後再び腰痛を起こした時には、既に桜澤思想を盲目的に絶対視していなかったので同じ条件での追試験は不可能でした。

依存心が強いとどんな療法を行なっても効果が表われにくいのではないか、と実感できる良い体験だったと今では思っています。

別に癖になっているわけではないのですが、いまだに数年毎に自身の不注意から軽い腰痛を起こしています。

私が腰痛になった原因は情けないものが多いのでいくつかあげてみます。

  • 斜面で草むしりをしていた際に、しゃがんでいる自分の足元より低い側に生えていたしっかり根をはった雑草を力任せに引き抜いた瞬間に。
  • 風呂あがりに鉱泉水を飲もうと上半身裸のまま重さ約20キロのタンクを両手で持ち上げ移動しようと腰をひねった途端に。
  • けち臭く底の減ったスニーカーをはき続け犬3匹と散歩をしていたら他の犬と遭遇し突然思いっきり引っ張られたので踏みとどまった衝撃で。

三番目の時の腰痛はやや症状が重く、完治するまで一月くらいかかりました。

日常生活に大きな支障があるほど重症の腰痛になったことはないので今まで一度も病院へ行ってはいません。

もっとも私の腰痛は何もしなくても時間が経てば自然に治ってしまう程度の軽いものばかりなのかもしれませんが。

それでも腰痛になった時には早く治そうと思い努めて実行していることはあります。


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