今後もスマホやガラケーを使う気がない私は、SIMロック解除やSIMフリーという言葉を耳にしても、自分とは関係ないと思い理解しようとしていなかったのですが、本屋さんでたまたま関連ムックを立ち読みして概略が分かりました。 どうやら格安SIMカードなるものを購入して通話機能を使わないデータ通信専用の契約にすると料金が格安になるそうで、モバイルルーターを利用している私にとっても関係のある情報でした。 帰宅後にネットで調べてみると、数年前に契約更新して以降使っていないドコモの旧式ルーターBF-01Bに格安SIMカードをセットすれば使えることが確認できました。 格安SIMカードを扱っている業者の中から県下の家電量販店が代理店となっているIIJmioを選び当該店舗に電話で問い合わせたところ、手続き時にクレジットカードと本人確認のできる自動車運転免許証等が必要とのこと。 数日後、新規契約をすべくルーターを持参してそのお店の窓口に行ったところ、そこではSIMカードをパック販売するだけで、契約や機器の設定などは購入者自身で行なうことになっているそうな。 なるほど、携帯電話大手三社を庇護するためね、と邪推する私。(苦笑) 月額料金が激安なのだからセルフですることが多くても当然だろうと納得しつつ購入。 パック内の説明に記載されている利用手順は、ネットでの契約、SIMカードの取り付け、ルーターの接続設定の三段階になっています。 さっそく着手したところ第一段階並びに第二段階は難なくクリア。 第三段階の接続設定に関しては設定項目と設定値のみが載っており、機種ごとの詳しい設定手順はありませんでした。 とりあえず必要なBF-01Bの設定プログラムをゾンビパソコン(前回分参照)に再インストールして設定を試みました。 ところが設定項目のうちプロバイダを選択する項目が見当たりません。 同社のサイトを調べるもルーター自体が古過ぎるためか当該機種固有の詳しい情報はないのです。 仕方がないので同社サポートセンターに問い合わせました。 マニュアルに記載してあること以外の知識を持ち合わせていないなと私に確信させてくれた担当者の女性によると、プルダウンメニューにドコモ以外のプロバイダを選ぶための選択肢が表示されるとのことでした。 表示されない旨を説明すると、そこから先はメーカー(ドコモ)へ問い合わせて下さい、とのこと。 聞くやいなやドコモが他社に便宜を図るべく親切に対応してくれることがないであろうことを察知した私でした。 ネットで検索して何人かのブログを参照すると、ルーターを設定する際に、ルーターとパソコンとの接続方法によって違いがあるらしいことが分かりました。 接続方法として、USB接続、無線接続、付属のクレードルによる接続(これは設定時としては取説に記載はないがネット情報では裏技扱い有)の三つの方法があります。 私は設定プログラムの再インストールの流れから、USB接続で行なっていました。 ルーターの取扱説明書にはUSB接続または無線接続と、どちらでもよいと記載されています。 ネット情報からヒントを得た私は念のためにと無線接続に切り替えて試してみました。 すると、、、 USB接続の時には表示されなかったプルダウンメニューのプロバイダ選択項目が表示されるではありませんか。 バグ野郎!(笑怒) 文章にするとたったこれだけですが、第三段階でつまずいたことで半日費やしてしまいました。(汗) 顧客に利便性を提供することで囲い込みを目論むアメリカ合衆国のIT企業群の方が、顧客に不便さを強いて囲い続けようとする浅ましい我国の企業群よりまだましだ、と考え込んでしまう一件でした。(泣) |
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