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相手はIT

No.148(2014.06.13)

「話し相手」ならぬ「話しIT」なんていうダジャレを思い付いたところ、シャレにならない現状を知りました。

話し相手になってくれるロボットが発売されるそうな。

誰も彼もがITを介して常時誰かとつながっていたいご時世に、誰からもつながりたいと思ってもらえないような人達が存在するのが現実なのは確かなのですが。

オンラインでのつながりを新しいものとしてとらえた世代に属する私は、生まれた時からオンラインでのつながりが並列で存在している世代が対人関係についてどのような感覚をもっているのかを想像できません。

話し相手がロボットなんて悲しい。

などと感じなくなるのでしょうか、未来人は。

鉄腕アトムは、自分が人間ではないことに悩み続けたロボットです。

私は、話し相手が人間ではないことに悩み続ける晩年を迎えたくありません。

もっとも私が将来そのような判別をできない状態に陥ることもあり得るわけで。(汗)

そもそもこのロボットは、人間が嫌がることを代わりにさせようという発想から生まれたのだとしたら、、、

そこまで非情な世の中になったとは思いたくないですね、本当。


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