トップページへ

不正請求メール第2便

No.75(2004.03.01)

以前に拙サイトのどこかに不正請求メールが届いたことを載せたことはしっかり記憶しているにもかかわらず、それがどこか分からなくなってしまっている自分に落胆。(苦笑)

巷で大事になっているらしい迷惑メールですらほとんど来ない私のところに久しぶりに不正請求メールが届きました。

その文面は不正請求界(そんなもんあるのか)内でも競争が激化していることを思わせるものでした。

以下、引用します。

Subject:私のメールアドレス

あなたが支払いを延滞している下記サイト運営者より、あなたの氏名調査・所在調査及び集金代行の依頼がありました。この私のメールアドレスの電子メールアドレスから氏名調査・所在調査を行い、平成16年3月7日(日)までに正式な関係書類を持参の上、あなたの自宅に訪問致します。

■依頼日時:平成16年2月26日(木)23:32
■調査対象:私のメールアドレスの電子メールアドレス使用者及び契約者
■調査理由:自動延長システムによる利用料金の発生と滞納

依頼者からの情報

■登録日時:平成15年8月23日(土)23:43
■登録ID:私のメールアドレス
■SITE名:○○○○
■商品名:銀行振込後払い会員180日パック
■期間:自動延長システム180日
■料金:¥36,800
■延滞利息:年利14.5%

支払い窓口
■E-mail:!!!!@!!!!!!.gr

ってな感じです。

まず最初に私が(実在するかどうか分からない)○○○○などというサイトに登録した事実はないことをお断わりしておきます。

騙しの必須事項であるタイムリミットが設定されている点や、微妙なさじ加減の請求金額は前回の不正請求メールと同様です。

正式な関係書類を持って自宅まで来てしまうというところが新味でしょうか。不正請求法も進化を続けているようです。

まあどこから来るのか知りませんが、こんな山奥まで来たら交通費だけで請求金額を越えてしまうような気もしますがねぇ。(冷笑)

思うに、「1ヶ月間無料体験!」なんていうタイムリミット設定って騙しのテクニックに酷似してませんか!?(現に騙しかも)

どうか読者の皆様方も、数打ちゃ当たる理論に元ずいてこれから益々乱射が激しくなるであろう下手な鉄砲の弾に当たらぬようくれぐれもご注意くださいませ。


前に戻る 一覧へ戻る 次を読む