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適正な仕様とは (4)

No.17(2002.03.06)

仕様であれこれ悩んでいた私は、結局ネット専用機のような慎ましやか(?)な性能のパソコンが欲しいのなら自作するしかないのが現状だと悟りました。

よって自作するつもりのない私のような人間はメーカーの方針に従う以外ないことを自覚するにいたりました。

ですので今までとは別の基準で仕様を決めていくことにしました。

まず予算を当時の量販店での売れ筋メーカー製パソコンの売値に近い25万円前後と設定しました。

「パソコン大魔神」のコーナーを知らなければそのくらいは覚悟していただろうから、というだけの理由からです。

もう一点、購入後にグレードアップしなくてもすむように盛り込める機能は最初から入れておくことにしました。

なぜならそれまでに私はMacのメモリの増設やPCカードを使った経験はあったものの、PCIスロットに関しては使いこなす自信がなかったからです。

カード関係の初期設定をDell社にお任せした方が後から自分でその都度カードを追加していくよりも信頼性が高いだろうと判断したわけです。

そのような方針で仕様を突き詰めていくと、今度は全体のバランスが大切になってきます。

その点に関しては私が理解できる範囲で大魔神さんのご託宣を参考にしました。

それでもなお私にとって不明瞭な部分については相変わらず数字を指標とするしか術がありませんでした。


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