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やめちマイナ

No.116(2023.05.21)


私はマイナンバーカード(個人番号カード)を申請していません。現実の「たて割り行政」が改革されないままオンライン化したところで解決策にならないのは自明の理だからです。

このまま強引に予定通り本格運用を開始すれば、このコーナーの紹介にある「気づいた時には遅かった」事態になると予想しています。

百歩譲って仮にカードの機能が完璧であったとしても別の問題もあります。カード関連の詐欺事件です。
カード発行時にすでに同様の事件が起こっていたのではなかったでしょうか。

クレジットカードの詐欺にひっかかるような人たちが被害者になるのが目に見えています。

すごく賢いけど悪い人たち(笑)は同カードの悪用方法をシミュレーションしているのではないでしょうかね、おそらく。

騙されたことによる実害が人生を棒に振るような取り返しのつかないものであったとしても、結局は自己責任とされてしまうのではありませんか。

それにそもそも個人番号と本人当事者が同一かどうかを確認するスタート時点のもっとも重要な関門でのチェックが甘すぎる、と思います。

運転免許所持者の免許証に個人番号を記憶させ、かつ行政処理の範囲を限定して部分的試験運用をしてみるくらいの慎重さがあって然るべきでは、と考えます。

こんなネット内の片隅で主張してもむなしいだけなので、ついつい怒りの表題とさせていただきました。(苦笑)


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